
立公園の地形景観は優美で、おおよそ東西二つの部分に分けられます。そ
の中間は南北に伸びる狭くて長い恒春縦谷平原に隔てられ、西海岸は海に臨むサンゴ礁断崖から成り、岸にスカート状サンゴ礁が偏在しています。北部は山がち
で、南部にはサンゴ礁台地と丘が広がります。南北に伸びる断層縦谷平原の中には龍鑾潭と呼ばれる大きい湖があり、平原の東側は隆起したサンゴ礁台地と石灰
岩洞窟景観です。台地の東側には、風吹砂にある「砂河」と「砂滝」と呼ばれる砂の滝のような地形があり、さらにはサンゴ礁断崖と石灰岩洞窟、陥穴、鍾乳
石、などのさまざまな景観が見られます。地形や地質景観から見てとられるように墾丁国立公園は変化に富んだ地区で、その全区の特殊な地形景観は以下の九種
類のように分けられます。| 砂浜海 岸:白砂、南湾、墾丁、小湾、砂島および風吹砂などの地区に沿って分布しています。 | |
| アコーディオンスカート海岸:西海岸と鵝鑾鼻海岸の沿岸に分布していま す。 | |
| 岩石海岸:佳楽水以北の東海岸地区 に分布していて、佳楽水の砂岩海岸が最も有名です。 | |
| 石灰岩台地断崖:アコーディオンスカート海岸の上側に分布しています。た とえば、大平頂、関山厳、猫鼻頭、社頂、墾丁森林遊楽区、鵝鑾鼻大地などがそうです。 | |
| 独立山峰:主に門馬羅山、大山母 山、大尖石山、小尖石山、青蛙石などの墾丁泥層上の外来礫岩石がそうです。 | |
| 崖崩れ景観:猫鼻頭や鵝鑾鼻から風吹砂までの東側海岸に分布しています。 | |
| 河口景観:主に保力渓と港口渓の河 口を指しています。 | |
| 河川および湖沼景観:港口渓と龍鑾潭などが含まれています。 | |
| 山間盆地景観:南仁山付近の地区に 分布しています。墾丁国立公園内の変化に富んだ地形景観は、恒春半島の沈下、隆起、風化、崩落など、この百万年来の地殻変動の歴史が刻まれたものです。そ のため、この地形は地質学の自然教室に最も適しており、観賞と研究に値します。 |